血糖値が上がると、具体的には身体がどうなるのでしょうか。
高血糖は、ドロドロと、粘り気のある血液に変えてしまいます。動脈硬化を招く危険が高まります。
ドロドロ血は、血圧も上昇させます。血糖値が上がると、身体は正常に戻そうと血糖値を下げる働きをするホルモンを分泌します。有名な、インスリンもこれらのホルモンの一種です。ホルモンが大量に分泌されると、腎臓に負担が掛かります。また、ナトリウムと反応して、水分が滞るといった弊害も起こります。これらが重なって、血圧が上がってしまいます。
血糖値が上がって、最も心配なのが、糖尿病になってしまうことでしょう。糖尿病ははっきりとした特徴のある症状が少なく、知らぬ間に糖尿病になっていたということも、十分にあり得ます。しかも、一度でも糖尿病に罹患してしまうと、完全に治ることは、ごく僅かです。血糖値を終始気にしながら、食事や運動でコントロールしつつ、一生を過ごすことになります。
糖尿病の恐ろしいところは、多くの合併症を併発する危険性があることです。毛細血管が詰まったり、破れたりする、血管にまつわる病気は、重大なことになりかねません。手足の指先などから発生する壊死も、血管にまつわる病気のひとつです。また、目の血管に問題が現れれば、失明の危険性もあります。
血糖値や中性脂肪値を抑え、血圧を正常値に近づけることで、多くの病気を回避できるでしょう。血糖値が上がることで高まる、病気の発症を避けるために、普段から血糖値を気に掛けておきたいものです。


