血糖値が高い状態が続くと、糖尿病を発症します。1型糖尿病と呼ばれる、体質的にインスリンを分泌できない先天性の糖尿病もあります。しかし、肥満を招くような食生活や、運動不足が原因となることが多いようです。
血糖値が高くなり、糖尿病を発症すると、身体の中では何が起こっているのでしょうか。血糖値が高い状態では、血液の中に、糖分がたくさん含まれています。この状態を高血糖といい、通常だと、身体はインスリンを放出して、血糖値が下がります。
この機能が正常に作動しないと、インスリンが放出されなかったり、少なかったりして、血糖値が下がりません。下がらないばかりでなく、血液に糖分が溜まり続け、更に血糖値が上がっていきます。血液は過剰な糖分で、粘り気を帯び、血管に圧力がかかるようになります。この状態が続くと、糖尿病が招く病気として、動脈硬化になる可能性が高まります。
糖尿病は、血糖値を測定することで、症状や程度が明らかになります。値をこまめにチェックして、正常値に近づけることが、治療の上で重要な指標となります。
血糖は血液中だけでなく、尿にも含まれています。血液中の過剰な血糖を、身体の外に出そうと、排尿機能を利用するからです。糖尿病の症状のひとつとして、尿の量が増えるのはこのためです。このことから、尿検査でも、糖尿病の診断が可能です。
尿検査で、高い血糖値が見られ、加えて蛋白尿も見られる場合には、高血圧症が疑われます。症状が進行すると、感覚異常や神経障害を発症するリスクが高まります。血糖値を、早急に下げる必要があります。


